海外モバイルデータ通信



 近年、海外でのインターネット環境はスマートフォンや各種タブレットの普及により大きく変わりつつある。職場やHOTELに限らず、電車や移動中のタクシーでもメールやMapを見ることが出来る。
 しかし、海外で利用する国際ローミング料金は依然割高だ。

 仕事となればノートPCやスマートフォンを利用して、大容量のファイルを添付してのメールをやり取りすることもあるだろう。そうした場合に、職場やHOTELの有線LANやWi-Fi環境がなければローミング接続を利用する必要が出てくる。
 しかし、ローミング接続は従量課金制のため、ファイルのダウンロードやWEBブラウジングであっという間に数万円のデータ通信料金が加算されてしまうのが現実である。

 では、海外でノートPCやスマートフォンでインターネットを安価で、どこでも利用できる方法はないのだろうか?ここではいくつかの方法を紹介する。

日本国内で海外用モバイルデータ通信レンタルサービスを利用する

MiFi 現在、新たなサービスとして注目を浴びているのが、「海外用モバイルデータ通信レンタルサービス」だ。海外で利用可能なモバイルWi-Fiルーター・USBモデムをレンタルする事で、海外でも1,000円/日程度でパケット通信定額を実現している。これらのサービスはWEB上で事前に申し込みをすると、空港や自宅や職場への宅配で荷物を受け取ることができ、そのまま海外に持って行くだけで、すぐに利用出来る。

 また、携帯電話会社の海外定額サービスと異なる点は、1台のWi-Fiルーターで複数の端末を接続できるため、ノートPCとスマートフォンなど複数の端末を持っている場合や、複数人で利用する場合では大きく通信費用が節約できる。

 そのため、各携帯電話会社のサービスよりも安くて、さらに現地で労力を使いたくないという方にはお勧めである。

日本の携帯電話会社(NTT docomo/SoftBank/au by KDDI)の海外パケット定額サービスを利用する

 現在、各携帯会社は2010年7月より各社の携帯電話及びデータ通信カード契約者を対象に海外でのパケット通信定額サービスを始めている。

 各携帯電話会社の指定する特定事業者の回線を利用する場合にのみ、各携帯電話会社とも海外で1 日あたり定額2,980円/日にて利用出来る。実際には2段階定額で、NTT docomoの場合20万パケット(約25MB)までは1,980円/日なのだが、例えば画像付のメールのやり取りがある場合、1 日あたり約25MBは容易に超えてしまうだろう。そのため、実質2980 円/日と考えていても差し支えない。

 サービス詳細については各通信キャリアに問い合わせるとよい。

現地でモバイルデータ通信の契約・購入をする

 世界各国の通信事業者がノートPCなどで利用できるモデムとプリペイドタイプのSIMカードをセットにした商品等を販売している場合がある。また、現在はSIMフリー化の流れにともなって多くのSIMロックフリーの端末が登場しているため、手持ちの端末と現地のSIMカードのみを購入して利用することも出来る。

 但し、現地で販売店に出向き、購入及び設定する必要が出てくる。コストは最小限に抑えられるが、ある程度の知識と語学に長けている方でなければかなりの労力を要するだろう。

日本の携帯電話会社によるパケット定額サービス

海外用モバイルデータ通信サービス